and per se × 名古屋モード学園 アップサイクルプロジェクト③ 製作風景レポート
アンパスィと名古屋モード学園の学生たちによる、契約プロたちが着用した後のウエアをアップサイクルするプロジェクト。
Vol.3では、その製作過程をお届けいたします
7グループ・7通りの作品製作風景
いつものように、藤井先生の挨拶で授業は始まりました。
グループに分かれて、和気あいあいと楽しそうに作業が続いていきます。
学生たちに話を聞いてみました。
Group-01『アップサイクル ペアルック・ぬいぐるみ企画』
大切な想いを込めたぬいぐるみとペアルックの製作。
ぬいぐるみは仕上げの段階に入っていました。ぬいぐるみの目は、良く見るとアンパスィの&マークのボタンです。もう一つのペアルックは、どんな感じに出来上がってくるのでしょうか。楽しみです。
Group-02『OFF COURSE』
このグループは、スイムウエアを製作。
大人のメンズトランクスとレディースのビキニ、キッズのセットアップの3タイプ。もうほぼ完成に近い状態です。
ヤシの木柄やロゴ総柄など、ポップな柄をうまく活かし、ビキニは1着のウエアを丸々スイムウエアにリメイクしました。
Group-03『GREEN CARPET』
こちらは、授賞式を想定したドレス製作です。
ホワイト・ネイビー・レッド、ブランドをイメージしたトリコロールカラーの生地を選びました。
マーメイドラインの洋装ドレスに、スポーティさもミックスしたデザインに仕上げます。
まだ全体像が見えていない分、完成形が楽しみです。
Group-04『想いを編む』
こちらのチームは、27種類の素材を使用しています。
生地をパッチワークでカラフルな長い筒状に仕上げ、中にわたを詰めます。また詰め物すべてわたにすると重くなってしまうので、中身は残布も利用しています。
「この詰めるという作業には、試合に出た時の『選手の想い』と他のチームの残布など素材も再利用して、『みんなの想い』が含まれています。」と、学生たちから素敵なコメントをいただきました。みんなの発想の豊かさが素敵です。
Group-05『RE MAKE A GAL』
こちらのチームの作品は、ゴルフ×ギャルの具現化です。
敢えて渋いカラーを選んだわけは、渋谷×ギャル=渋ギャル という着想から。
渋いカラーの7種類の生地をパッチワークにします。
様々な柄ですが、色のトーンを合わせたカラーリングにまとめています。
Group-06『and pass』
パッチワークで男の子と女の子のキッズウエアと、大人向けのネクタイやポーチなどの小物も製作します。
カラフルな約20種類の生地を使ったパッチワークに&ロゴをうまくデザインに取り入れています。
ちなみに生地に伸縮性があるので縫いにくいそうです。確かに。
アンパスィはカラフルでワクワクする。そんなワクワクする思いを作品に込めます。
Group-07『PLAY ROOM』
コンセプト『PLAY WELL REST WELL』
“休む”をもっと自由に。もっとカラフルに再編集する。
ゆったりとしたシルエットのルームウエアを製作します。
柄の組み合わせ方でがらりとイメージが変わるのも面白い。
完成品が楽しみです。
藤井先生からの大切なお話
最後に、このクラスを指導する藤井真耶先生にお話しを伺いました。
Q1)このアップサイクルプロジェクトのテーマになっている『長く愛用してもらえるものを作る』こと、ファッション・ロスの軽減や、サスティナブルな意識を持つこと、をどのように学生たちに説明したのでしょうか。
藤井先生
「これから自分が生み出す洋服が、もしかしたら破棄されるかもしれない、ということを考えて取り組みなさいと、まず最初に話しました。どうしたら長く愛してもらえるか、そういう企画をしたりモノづくりをすることが、みんなの将来進む道になるので、そういったことを考えて取り組むことによって、社会問題にも前向きに挑戦していけますし、また、そういったことが起こらない洋服を作るというのが一番良いと思うのです。」
Q2)学生たちのモチベーションをどのようにして上げていくのか。また、バリエーション豊富な作品にうまく分かれましたが、どのように指導していったのか教えてください。
藤井先生
「基本的には、否定をあまりしない。学生たちの自由な発想というのを形にしてあげたいな、というのと、出てきたアイデアに対して、こうしたら形にできるんじゃない?とか他とは違う視点にするためには、こうしたら良いんじゃない?そういうアドバイスをさせてもらって、なんとか全グループバリエーション豊かなアイデアが揃ったかな、と思います。」
藤井先生の真摯な想いは、学生たちのポジティブでユーモア溢れる作品にも反映されているようです。この先生のコメントをベースに、今回の学生たちの製作風景を動画にまとめました。学生たちが楽しんで製作している様子や、藤井先生の言葉、何度でも再生して観てほしいです。
次回はいよいよ作品発表会です。
どんな形に仕上がるのか、完成品をお楽しみに!